Motorized Walking AT-ATを作る(1)

先週、風邪を引いて寝込んでしまいました。
ぼんやりした頭でニコニコ動画(RC2)を鑑賞していると、こんな動画がありました。
【ニコニコ動画】感じの悪いダースベイダー 【初見コメ非表示推奨】
熱に浮かされた頭で、そういえば1/48でX-Wingが出てたな〜→B-Wing出してくれないのかな〜→AT-ATもいいな〜→そういえばレゴで出てなかったっけ?という思考が駆け巡ったので、ちょっと検索してみました。

ちなみに、AT-ATとはスターウォーズのエピソード5に登場した、氷の惑星で戦っていた帝国軍の4本足の兵器です。ワイヤーでぐるぐる巻きにされてこけていたやつです。
長らくレゴのAT-ATは絶版だったのですが、最近モーター入りで再販されていました。思い立ったが吉日ということで、早速購入してしまいました。

折りしも世間はクリスマスシーズン。しかし、いまだ学生とはいえ、いい加減サンタさんが来てくれる年齢ではありません。やはりここは自分で自分にクリスマスプレゼントを送るしかないでしょう。今年のイブは休日でどうせ家にいるだけだし、普段と違うことをして過ごすのも一興ですね。

あれ、何だろう目から汗が…

中身確認&組み立て開始


これが外箱。でかい…
気になるお値段は送料込み¥26,800。高っ!!
やっぱ熱が出ているときは勢いが違うなあ。てゆうかこないだ見たとき口座には10万円もなかったような気が…
いや気にしない気にしない。クリスマスだし。10月に学費払ったときの残金は1万3千円ぐらいになってたし、それに比べれば全然余裕ですね。

あれ、また目から汗が…


中を開けるとものすごい数のブロックが出現。外箱を見ると、総ブロック数は1,137個。対象年齢14歳以上なのもうなずけますね。うんうん、まだダブルスコアにはなっていませんね。セーフセーフ。

早速組み立て開始。
中は小袋にパーツが分けられて入っています。やはり千個以上のブロックからお目当てのパーツを探すのは大変です。そういうとき、各過程に必要なパーツが小袋ごとに分けて入っていると探しやすいわけです。やはりこのキットでもそういう親切設計になってねーよ! なんじゃこりゃ!
必要なパーツは複数の袋に散在してて、探すのがありえないぐらい大変です。
なんというか、組み立てる時間の30倍ぐらいの時間を費やしてパーツを探しているような…てゆうか物探すの苦手なんだよなあ。いつもプラモの小さいパーツなくすし。
ふと思いついたのですが、これって二人で一緒に探しながら組み立てると面白いかもしれませんね。あるいは一人が探して一人が組み立てるとか。まあ僕にはそんな相手はいません。いないものをどうこういっても仕方ないですね。

今日はやたらと目から汗が出てくるなあ…

たったこれだけ作るのに、ものすごい疲労を覚えました。てかこれからこの部品が胴体に発展するのか脚に発展するかも分からないぐらいのパーツしか組んでないじゃないか…これはもっと戦略的にならないとダメだ…

今までなんとなくもったいなくて小袋構造を維持していたのですが、これが探索効率を下げる原因になっています。小袋の中にはかなりぎっしりとパーツが入っているので、そこに入っている全部のパーツを一瞥では判別できません。
というわけで思い切って小袋を全部開封し、大箱にブロックをぶちまけました。ただし、小さいパーツやシャフトなどは100円ショップの整理ボックスの中にいれ、大箱には比較的大きいものだけを入れました。さらに、大箱の中の分類が「丸棒」「角棒」「板」「その他」になるように、大雑把に整理しました。厳密にやり始めると絶対やる気を失うので、あくまで適当です。

うーん、小さいパーツも分類するべきだったか…
まあいいや。というわけで製作再開。
この分類はうまくいったようで、効果が出たのが体感できます。パーツを探す時間は組み立て時間の7倍ぐらいになった気がします。

しばらくは順調だったのですが、どうしても必要な部品が1個見つからなくなってしまいました。
そういうときは気分を変える必要があります。
ここで、付属のお人形さんを組み立てることにしました。説明書には最初に組み立てるように指示があったのですが、そこはあえてスルー。このようなことがあるのを見越して、気分転換の手段として使うために取っておいてあったのです。人形用のパーツを探すついでにお目当てのパーツを探せば一挙両得というわけです。なんという深慮遠謀。

…二分もかからずに4体とも完成してしまいました。もちろんお目当てのパーツは発見できず。
人形用のパーツは目立ちすぎて一瞬で発見できてしまいました。これは孔明の罠だ…


20分ぐらいさがしてようやく見つけたお目当てのパーツ。なんでこれ一つを見つけるのにあんなに苦労したんだろう…

気を取り直して作業続行。
…また部品が一つ見つからない。なんかもうイライラしてきた。
いかんいかん、こういうときはお人形さんで遊んで落ち着こう。


「お前、ヅラずれてるやん」「マジで?」

「お前もずれてるやん」


…僕は一体何をやってるんでしょう。
気を取り直して捜索開始。今度はさっきより早くパーツを発見。やっと先に進めます。
かなり早い段階でモータパーツを組み込み。で、今気付いたんですが、なんとこのおもちゃは4足歩行なのにモーター1個。脅威の1自由度歩行!?
というか、トイの世界ではそれが普通なのか… どうせ曲がれないし、段差も乗り越えられないしなあ。


ここで唐突に、ルーク君フィギュアをぶら下げて劇中シーンを再現するためのヒモの取り付け指示が。
この時点でこんなもんつけても邪魔なだけなので、取り外しておきます。

作業開始から約2時間半たち、そろそろ飽きてきました。
さて、ここでようやく胴体部分はいったん終了、足の組み立てに入るところになりました。区切りがいいので、今日はここまでにしました。

ここで祖母が部屋に入ってきました。僕のやっていることを見るなり一言。
「いつまでもそんな子供みたいな事して…」
今日の僕の目はとても汗っかきなようです。なんでだろう。クリスマスだからかなあ。


今日の成果はこんな感じ。
全くパーツが減ってないように見えるのは、きっと目に汗が入って前がよく見えないせいだと思う…